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見てくださいこのシンプルな看板…
白地に黒文字!「うどん」「セルフ」以上!
食通の方に教えていただいてたのですが、お昼に紫波に行くタイミングがなく。
しかし一度食べたらもう…もう虜です!
こんなところに?!って場所に、こんな外観?!ってお店でまずはびっくりしますが、あまりに美味しいのでもうただ感謝です。よくぞこの地に降り立ってくださいましたうどんの神様。
裏盛は力を入れていないので、FBのいいね!もほとんど伸びず(予想通り)
なのであまり知られたくないけど知らせたいジレンマ的歯がゆさにはちょうどよい。
現在50人ほどのいいね!してくださってる方のみに見せてしまいます神業。
加速する「勝負感」。
外観のみならず、お店の中もこの潔いシンプルさ!!
目の悪い私でも遠くから読める大迫力の達筆な筆文字。
セルフって書いてあるけど、オーダーしたら出来上がって出てきて、生姜を載せて自分の席まで自ら運ぶくらいしかしない。微妙にセルフ。
余計なものはいらない。媚びてない。ただただ味で勝負してる感が伝わってきます!期待大。
お昼はめっちゃ混みます。
この日は早めに行きました。だってお昼は大人気で混むんだもの。
でもその気持わかります。毎週行きたいくらい虜。
私は関西人ですから、秋田の稲庭も愛していますが、やはりこころの何処かで讃岐が一番と信じているのです…
メニューももちろんシンプルに2種類だけ!
「かけうどん」と「しょうゆうどん」。
値段も「並300円」「大400円」だけ!安い!
「ひやあつ」はけっして「ぬるい」ではない。
かけうどんは温度が選べます。昔誰かが料理のおいしさには「温度」が大事なんだ!と言ってましたが、まったくその通り。それを自分でチョイスできるって素晴らしい…。
麺の温度と、つゆの温度で「あつあつ」「ひやあつ」「ひやひや」の3種。
私はコシを失うことない冷たい麺と、まろやかさを感じて最後まで飲みたい熱い出汁の「ひやあつ」一本。
個人的には麺と出汁のいいところを最大限に味わえる「ひやあつ」であって、けっして熱いと冷たいの間の「ぬるい」ではないと信じております。
お出汁がまた素晴らしいのです。さわやかだけどしっかり魚の香り、いりこダシ。品があって透き通ってて完璧。
周辺だけ透き通ったうどんに
後光さえ見えます…!
いずれのうどんも、シンプルの極み。麺と汁と刻みネギしか入っていません!自分で盛り付けられる生姜がよく合います。
ネギは大胆なカットで、新鮮なものを使っているのでしょうか、結構辛みがあります。
そしてこの麺の太いこと!
よく見ると麺の周辺だけ透明です。いい感じに角も残っています。コシは強すぎないのでこんだけ太くてもつるつる食べられ、モチモチ感も残っています。あぁ神様。
こちらはしょうゆうどんなのですが、かけうどんと違って汁は少なめで濃い。そしてたまらないゆずの香り!あぁぁ神様!
紫波の香川と命名。
トッピングにはさっくさくでどれもどでかいのに100円の天ぷらがあります。
だいたい4種くらいあって「ちくわ」「とり」「かき揚げ」はいつもある気がする。
調理場からはうどんをガンガン切る大胆で軽快な音も聞こえてきます。
ご主人は讃岐の本場香川で修行されたそうで、店内にはいい感じに色褪せた香川マップがあります。
香川行ってうどん巡りでもしたくなります。でも遠い。ありがたいことに岩手にはたかのはしがあるので満足。
いやーほんといい。ディープ認定。合掌。