時代設定不可能!
すごいところあるよ、って連れて行ってもらったのです。
…衝撃的。なにここ!私の知らない世界!すごいどころかすごすぎるところでした!
この世界観を言葉では伝えきれるとは到底思えません。場所も、時代も見失いそうになるトリップ空間。
覗いてはいけないものを覗いてしまったような、しかしそこではまったく新しい体験が待っているような、そして一度知ってしまうとやみつきになってしまいそうな、妙な高揚感です。
私の目はずっと、キラキラどころか、ギラギラしてたと思う…
カテゴライズ不可能!
紺屋町の白沢せんべい店から菊の司酒造前までの通りでは、4月から11月の間の毎月第3日曜日にアンティーク市が立ったり、他にもいくつかアンティークショップがありと、いい感じに懐かしい雰囲気の漂っている通りです。
その中に20年近く店をかまえる「うさぎ屋」は、そんな「アンティークショップ」の一言で簡単に片付くようなお店にはなんだか思えないのです。
一応カテゴリとしてはリサイクルショップって書いてみましたが、それもなんかピンと来ない…。
ガラクタと宝物の境界をさまよう、パラレルワールド。
取り扱い商品の書き出し、不可能!
店内には実に色んな物があります。
映画のポスター、リサイクル着物、外国の人形、ソフビの怪獣、古い看板、珍しい楽器、意外と揃っている食器、大量の本、そしてコーラの瓶?まで!すべてを書き出すことはできないくらい多岐に及んでいます。
そしてどうやらこのお店には掘り出し物の宝物がいっぱい眠っているらしく、私がお店にいる間にも次々とお客さんがやってきて、あれやこれやと買っていくのです。
どうやらこれは「知っている人は知っている」、幻の名店なのかもしれませんぞ。
盛岡で本を愛さないなんて不可能!
本もいっぱいあります。
いい塩梅に古めかしくなった、昔の紙の独特のザラザラ感で、熟成された古書のにおい。
個人的な印象ですが、盛岡って本を愛する街だと思いません?
古本屋や古本市が多いし、「さわや書店」は地元の本屋にもかかわらず、全国的にも有名だし、モリブロだってリブロから来てるでしょ?
なにより読書にピッタリのカフェが多い!ワンダフル。
これこそキングオブでぃーぷ。
商品の並べ方も独特です。おばあちゃんちの蔵に入った時みたい。
そしてお店の作りもなんか不思議な感じだなーと思ったら、なんとここは元お寿司屋で、居抜きで今のお店になったため、寿司屋のネタケースとカウンターがそのまま残っていて、そこに商品が並べられてたのです!
この独特感、半端じゃない。しまいにはなんか記念に買いたくなってきます。海外とかに旅行に行った時の、新しい世界を体験した記念品が欲しい、みたいな感覚に似ています。
なんちゅうかそれくらいスゴイところなのです。いやーほんといい。めっちゃいいところ知りました。ディープ認定。